試合

まだまだ進化し続けるチーム。その進化をみなさんと一緒に進んでいきたい。

~ボルクバレット北九州 VS エスポラーダ北海道~

12月26日、ボルクバレット北九州対エスポラーダ北海道の対戦が北九州市立総合体育館で行われた。今シーズン北九州の本拠地開催はこの日が最後。実質ホーム最終戦ともいえる試合には1044人の観客が訪れた。

第1ピリオド、両チーム共に惜しいシュートがいくつもあったが得点にはならず、両チームとも無得点のまま終了すると思われた17分過ぎ、北海道の鈴木裕太郎選手が鮮やかなボレーシュートでゴールを奪う。

先制された北九州は、第2ピリオドに入ってクシヤマ・イザケ選手が坂選手の弾いたこぼれ球を拾って同点に追いつくと、更に清水誠也選手が逆転ゴール。続いて安嶋健至選手の追加点で勝負を決めた形となった。

この日の北九州市は時折雪が舞う寒さだったが、会場内は3-1で北九州の逆転勝利という結果に喜ぶファン・サポーターの熱気であふれた。

また、敗戦となったものの、北海道の攻撃では室田祐希選手や坂桂輔選手などの巧みなプレーが随所で光り、観客の注目を浴びていた。

試合終了後は北九州市内最終戦セレモニーが行われ、今シーズンFリーグ100試合出場を達成した花嶋悠、鈴木陽太、安嶋健至各選手への花束贈呈のほか、中村恭輔GM、馬場源徳監督の挨拶もあった。中村GMは3年後の日本一に加え、観客動員数、SNSのフォロワー数でも日本一を目指すと力強く明言。馬場監督も有言実行あるのみと語り、観客からは盛大な拍手が起こった。

試合後会見


ボルクバレット北九州 馬場源徳監督

ーー今日の試合の総括をお願いします
馬場前半の流れ自体は悪くなかったんですが、最近と言いますかここ半年抱えている問題のため決定機を決められずなかなか得点できない。そこから自分たちのパスリズムやセットが少し乱れるという時間が長引き、警戒していたセットプレーの一瞬の乱れから失点をしてしまいすごく苦しい前半をすごしました。

ハーフタイムでもう少し攻撃の再構築を行うことと、セットプレー、守備周りの整理をすることで、後半に関してはある程度落ち着いた状態で攻撃をすすめることができました。決定機もあり、タイミングよく同点に追いつき、追加点も決めることができたので、チームとしてはよく盛り返したなと思っています。

3-1という結果ですけれども、ああいう苦しい前半を繰り返すと勝ち点を落とすというのが今年の特徴だと思うので、残り2試合必ず前半からしっかり相手のいいところを消しながら、自分たちの特徴を出すというプレーをチーム全体として実行できるようにトレーニングからまた見直したいと思います。

本当はハーフタイムの修正の前に、たとえば自分たちで得点をするなり、自分たちの中でプレーを少し変更するなりして、タイムアウトやハーフタイムを使わずに自分たちでリズムを変えていかないといけない時間はあるんですけど、どうしてもそこはこの前のコメント(立川・府中戦)でもお伝えしたように、タイムアウトをとらされている。ハーフタイムでそういう後追いの話が多いというのが現状です。

中堅のチームだと当然負けることが多くなるのでそうなってくるんですけど、その中でもリーダー、自分たちで新しいリーダーを作っていかないといけない。今のリーダーたちも頑張っていますけど、リズムを変えれるリーダーっていうのをもっと育てないといけないというのが正直な感想です。

ウーゴ、クリスチャン、マティアスという、フットサルを長く、プロとしてやってきて、30代の選手というのはそのリズムの作り方というのを、ここはこういう時間というのを自分たちから発信できる。その3人が抜けたわけですから、そういう意味では自分たちで彼らの穴を埋めていく選手をしっかり育てる、もしくは探してくるということが必要になると思います」

ーー今、チームはそういう過渡期にあるというところでしょうか?
馬場「本当にその通りで、うまくいかない試合のリズムを変えられないということも今直面する問題なので、悲観はしてないですけど。それを自分たちで、今日はそういう意味では乗り越えられた。少なくともメッセージが外的なものであれ、監督からのメッセージであれ、自分たちがそれに反応して結果ひっくりかえしたということはすごく大きいと思います。前節の浦安との試合は0-2から3-3まで一度持って行っている。そういうポジティブな要素も出ているので、悲観することはないながらも、来年の構想に向けては急がなければいけない。そういう二軸の考えですね。

ゲームの構築とか、構成というものに関しては北九州の私たちの環境の中では必ず達成できるものなので。あとは結果を出す、勝負を決める、試合を絞めるということとか、リズムを変えるという、中位から上位を目指すために必要なものが足りないと思っています」

ーー残り2試合に向けて
馬場「北海道は室田選手、今日も点を決めた鈴木選手、そして坂選手、今日いなかったですが堀米選手、三浦選手などタレントもいますし、素晴らしい選手達がいてやっぱり攻められることもありましたが、私たちの特徴として守備がありますから簡単にはやられないという、想定内といえば想定内です。ある意味噛みあうと言えば噛みあう試合だったのかなと思います。

次の長野、最終戦の横浜と、それぞれ違う特徴のチームなんで、それにすぐ対応して、あと残り2試合2勝して、いい終わり方をしたいと思います。

今年は意外とホームが勝てているという印象があるんですよね。F1初年はホームで勝てなくて、2年目にようやく引き分けたり勝てるようになってきたのはいい兆候だと思うんですよね、戦力とはまた別の話で。雰囲気とかに飲まれないし、雰囲気を味方にできるようになってきたのかなと思います。F2時代も1年目勝てなくて、2年目はホームで勝ててるんですよね。そういう自分たちの慣れも出ていると思いますし、メンタル面含めて、それはチームとしての成長にほかならないと思っています。監督から出すメッセージへの反応も上がっています。ただ、さっきも言ったようにベテランの人数というのも関係しますし、そこは僕たちが急がないといけないと思っています。

次の久留米での試合も必ず勝って、ホームの勝率を上げて、みなさんと勝つことの喜びを共感する時間を増やしていきたいと思います」

クシヤマ イザケ選手
イザケ「北海道戦の試合は本当に勝ててよかったです。自分達は毎試合決勝のように戦っていて、1試合に全てをかけていました。自分がやっとゴールしてチームの勝利に貢献できたのが本当に良かったと思います。なかなかチームも得点が決まらない時期があったのでとても責任を感じていました。

そして、1000人越えの観衆。この人数には圧倒されました。本当に雰囲気が変わるので、今日の勝利はみんなの勝利だと思います。本当にたくさんの応援ありがとうございました!」

清水誠也選手
清水「久しぶりに勝つ事が出来て嬉しいのもそうですが、ほっとしています。勝ち切れる試合を勝ち切れなかったので2021年最後の試合を勝つ事ができて良かったです。

個人的にもここ最近で1番良いピヴォとしての仕事ができたと思ってますし、北九州で沢山の方が寒い中応援にきてくれて、みんなで勝利を分かち合う事が出来て嬉しく思います。残り2節しっかり結果を残し、去年よりも良い順位、勝ち点を手に入れて終われたらと思います」

安嶋健至選手
安嶋「試合の入り方、攻撃、守備共に理想の入り方だったと思います。しかしなかなか点が取れずにセットプレーで先に失点してしまいました。やはり、決定力という部分では課題が残りました。

ハーフタイムでは、全員焦ることなく、とにかく決定機を増やそう、シュート回数を増やす。ここを意識していこうと監督から話がありました。ピヴォを中心とした攻撃から、クシヤマ選手、清水選手と得点を重ね、逆転に成功。ここからは、坂選手のパワープレーが来るのは想定していました。ここ2試合、パワープレーでの失点があり、勝ちを逃しています。自分もピッチに立っていて、とても責任を感じていました。今日は絶対にやらせない、むしろ、パワープレー返しで試合を決定づける気持ちで、準備してきました。

僕の得点も終盤パワープレーの時間帯からのカウンターでのゴール。あの1点でさらに守りやすくなった。今季初ゴールでしたが、嬉しかったです。なにより、僕よりもチームメイトやサポーターの方々が喜んでくれたことが本当に嬉しかった。みんなで取った気持ちのゴールです。みんなに感謝したいです。バレット祭ということもあり、1000人を超える方に来て頂き、その前で勝つことができ、本当に価値ある勝利でした。あと残り2試合あります。全部勝って、去年の勝ち点を超えられるようにしっかり準備していきます。

セレモニーで中村GMや馬場監督、小林謙太選手からもあった通り、まだまだ進化し続けるチームです。その進化をみなさんと一緒に進んでいきたいです。これからも応援よろしくお願いします。ありがとうございました!」

今回の「たまに来たからこんな店」


北九州市立体育館での試合ということで、前回に続いて北九州市の中心市街地、小倉駅周辺の店を紹介。

小倉駅から徒歩3分ほどのアーケード街にある湖月堂。明治28年創業の老舗で、古くからの小倉の住人にとって、ちょっとしたご挨拶に持参する菓子折りといえば「湖月堂の栗饅頭」と言っても過言ではない。小倉出身の小説家・松本清張も湖月堂の栗饅頭が大好物だったといい、昭和の時代にはテレビCMにも出演していたそうである。

そんな湖月堂本店にある甘味とお食事処「喫茶去」。さすが老舗にふさわしいと言おうか、人生のベテラン女性たちを中心に常に席が埋まっている。

昼食時には松花堂弁当や洋食系も人気だが、今回紹介するのは「スープスパゲティちゃんぽん風」。その名の通り、見た目は完全にちゃんぽんだし、食べても限りなくちゃんぽんではあるのだが、和風スープで上品に仕上げられた、麺はしっかりとアルデンテのパスタだ。寒い冬、広く落ち着いた店内の座り心地のよいソファでいただくひと時は至福。食後のデザートには湖月堂名物の白玉ぜんざいを選べばより満足度が上がる。白玉ぜんざいはかき氷と寒天のどちらかを選べ、やはり冬場は寒天一択、と言いたいが、外が寒いからこそ暖かい店内ではかき氷というのもありだろう。


スープスパゲティちゃんぽん風 980円(食後の白玉ぜんざい400円)

最近はSNS映えする洋菓子のメニューも多く、栗饅頭の湖月堂ならではのモンブラン系のデザートもおすすめだ。がっつりと食事をとりたい時にも、ゆっくりとお茶の時間を楽しみたい時にも利用できる小倉の有名店である。

甘味とお食事処 – 御菓子司 湖月堂

Text by 東 恭子
Photo by 東恭子
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