試合

北九州対大阪は2-2で勝ち点1を分け合う

Fリーグ2024-2025シーズン 第8節
〜ボルクバレット北九州 VS シュライカー大阪〜

7月21日、ボルクバレット北九州はシュライカー大阪と北九州メディアドームで対戦し、2-2のドローで試合を終えた。入場者数は942人。

 

第1ピリオド、10分に北九州の玉井勇輝が先制。その後大阪はチャンスを多く作るものの決め切れず、18分には決定的なシュートをバーに阻まれると、直後に北九州の松川綱汰がゴールを決めてリードを広げる。大阪は第1ピリオド終了間際に加藤翼がシュートを決めて、2-1で試合を折り返すこととなった。

第2ピリオドも入りから大阪が北九州ゴールを脅かし続けるが、川上翼の好セーブと粘り強い守備で猛攻に耐える展開。そのまま北九州は得点を許さなかったが、終盤、パワープレーを仕掛ける大阪は35分に関口優志が得点を決めて同点に。試合はそのままタイムアップを迎え、2-2のドロー決着となった。

前節ようやく今季初勝利をあげ、あと一歩のところで連勝を逃した北九州と、後半だけで17本のシュートを放ったにもかかわらず逆転できなかった大阪。共に勝ち点1を分け合った試合となった。

■得点者■

北九州 玉井勇輝、松川綱汰

大阪 加藤翼、関口優志

試合後選手コメント

■シュライカー大阪
加藤翼選手

ボルクバレット自体がいいチームだというのは分かっていたので、守備からという所で試合に入ったんですが、先に失点してしまって難しいゲームになりました。

(チャンスは多かったが)入らない時は入らないんで。その中でも僕達は2点とってアウェーで勝ち点1。良くない中でも勝ち点1を取れたんで、そこはポジティブにならないといけないですし、ただ2試合勝ててないんで、来週はホームですし、しっかり勝てるようにトレーニングするだけだと思います。

田村研人選手

--勝てなかったと見るか、追い着いたと見るか、どちらの感覚でしょうか

正直勝てなかったなという感じです。勝ちだけを目指していたので。引き分けるつもりはなかったので。

でも、お互いシュートチャンスがあった中で、2本ずつ決めたという感じですかね。ポストに当たったシーンもあったし、やっぱりオフェンスもディフェンスもクオリティを上げないと、とは思いますね。

--次節で中断期間を迎えます

(中断前)最後のホームゲームなんで、ホームの力を借りて、もちろん勝ちたいです。中断期間、自分達はしっかり練習する環境はあるので、監督も毎回練習の内容とか自分達が上手くなるよう、成長出来るようなものを作ってくれているので、そこを選手達も、自分も一番理解して引っ張って行けるようにしないといけないなと思います。

 

■ボルクバレット北九州
玉井勇輝選手

裏抜けも出来ていたと思いますし、上手くいった部分もありますけど、守備でもちょっとしたミスがあったりして、もうちょっとやらないといけないと思います。
昨シーズンと比べると出場時間も増えて、その分良くなったところはあると思います。攻撃面も良くはなってきてるんで、これからもうちょっと他の選手ともしっかりコミュニケーションをとって合わせていきたい。次の試合も点を取れればと思います。

松川綱汰選手

仙台戦と同様にカウンターで得点を取ったんですけど、取った時はそのシーンが蘇って、これはいけるなという感覚でいけたのと、試合前にも僕の所でプレスのスイッチを入れたらチャンスを作れるかなと分析をして思っていたので、それが結果に繋がったという感じです。

前回勝って今回引き分け。勝ち点取れたのは良かったんですけど、僕らの失点パターン、点取った後すぐに点を取られたり、前半の終わりに点を取られることが多いのでそこの修正。点を取れてきているのはいいんですけど、失点の仕方だったり、そういうのが課題になると思います。そこをクリアしていけばもっと楽な展開に出来るかなと思っています。

--中断期間でやるべきことは?

まずは勝ち点も取ってて、いい流れもきているので、中断前の試合もちゃんと勝ち点をとれるようにやること。中断期間も長いですし、他のチームより練習して、前半戦とは違いを見せる戦いが出来たらと思います。

 

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▶Text by 東 恭子
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