試合

チーム一丸。集中力の高い守備で北九州がホーム最終戦勝利

FリーグDiv.1(F1)2023-2024シーズン 第20

~ボルクバレット北九州対シュライカー大阪~

11月15日(水)、ボルクバレット北九州対シュライカー大阪の試合が北九州市立総合体育館で行われ、3-0で北九州が勝利した。平日夜の開催にもかかわらず、アリーナまで駆け付けたファン・サポーターは743人。

試合の入りから多くのチャンスを作った大阪だが、北九州のGKの伊名野慎が好セーブを連発。決定機を全て阻止される形となり0-0で折り返す。

2ndピリオド序盤、北九州の前線からのプレスが効き、一瞬を逃さず星野祐作がこぼれ球をゴールに押し込み先制点を挙げる。

追う形になった大阪は攻撃時にゴレイロを樋口就大から眞野翔太に変え、30分過ぎにはパワープレーを開始するがゴールを割ることが出来ず。

逆に北九州は残り時間5分を切ったところで浦上浩生が2点目を決め、試合終了間際には宮崎岳が更に得点を追加して試合を決定付けた。

最後まで全員が集中を切らさずにゴールを守り抜き、大阪の得点を許さなかった北九州は、今シーズンのホーム最終戦と、花嶋悠選手の引退セレモニーを勝利で飾ることが出来た。

一方、ファイナルシーズンの上位リーグ進出が決まり、11月22日、24日のウズベキスタン戦(親善試合)日本代表メンバーの齋藤日向、ナカマツルアンをはじめ能力の高い選手が揃う大阪だが、シュート数でも北九州を上回りながら今季初めて無得点で試合を終えた。

 

20節終了時の順位は北九州9位、大阪は3位。

(得点者)

北九州 星野祐作、浦上浩生、宮崎岳

 

シュライカー大阪試合後コメント

 

永井義文監督

ーー試合の総括をお願いします

北九州さんのホームゲームで、すごい熱量と雰囲気の中での北九州のチームのプレー、本当に素晴らしかったと思います。自分達がそれを跳ね返す力がなかったなと。自分達でゲームを難しくしてしまったし、負けに繋げてしまったゲームかなと思います。

ーー再三に渡るチャンスをことごとく阻止されてしまった形になりました

二つの捉え方があって、一つはそれを決め切れる力がなかったから。そこはチームとしても一個人としても埋めないといけない。

もう一つの所で言うと、こういう風に(雰囲気なども)味方にならないゲームもある。そこは、年間通してリーグ戦があるわけですから、こういう試合もあるという所を受け止めることと、それと一つ目で話したように、跳ね返せる力をつけなくちゃいけないよね、という二つの側面の話ですね。

ーーチームの力、個の力共に感じる試合ではありました

そうですね。いい試合はしていましたけどね。でも、ゲームに勝てないと。フットサルというゲームをしていますから。たとえフットサルで上回っても、ゲームに勝てなかったら試合には負けてしまうので、そこは、自分達はゲームに勝つという所、そこをしっかりトレーニングで良くしていくしかないですね。

 

ーー残りのシーズンに向けて

自分達は上位争いをしていますが、このゲームでは優勝というのを目標設定にしていたんですよね。なので、少し、いつもよりはリスクのかけ方が大胆になった部分がああいうスコアになったというのはあるのですが。なかなかそれが結果、得点という所に繋がらなくて、こういうゲームになったので、じゃあ次に優勝をというのは正直難しくはなってきていますよね。今、現実的には。

自分達よりも勝ち点が大きく離れたチームが2チームいるわけですから、なかなか難しいっていうのは事実で。なので、もちろん全てを手放してというか、もう難しい、ダメだよねと諦めるということではないですけど、やはり自分達が出来ることは目の前の一戦一戦を勝っていくしかないと、それしかないので。そういうゲームをこれからまたお見せ出来るように、自分達はトレーニング、練習をやっていきます。また次の試合はホームになりますので、シュライカー大阪の仲間の皆さんと一緒に戦えたらなと思います。

田村研人選手

ーー試合を振り返っての感想をお願いします

自分達もシュートまでいけていましたし、入りも悪くなかったし、慎重に行こうと。ロースコアで進めるというのが自分達の今年のスタイルなので、決して悪くはなかったんですけど、そこで失点してしまってなかなか点を取れなかったというところ。

やはり自分達は今シーズン得点力不足というのがあるので、そこで少しアイデアという部分が足りなかったのかなと思います。

キーパーは下を消してくるということで、自分達は少し余裕を持って上を狙うとか、そこのアイデアが乏しかったというか。

自分達も優勝を目指していて、優勝の可能性がある中で課題が大きく出たんで、今日負けてしまったんですけど、そこは修正してまた強くなれるかなという感覚はあります。

今日負けてしまったので、上位チームが勝っているので難しいですけど、自分達は(ファイナルシーズン)上位リーグ進出は決まっていますが、上位リーグに行って、本当にもう一戦一戦やるしかない、残り少なくなっているので。

勿論結果は求めるし、チームとしても若い選手、25、6歳の選手が多かったり、平均年齢も若いと思うので、結果を求めながら成長していくというのが今の大阪には大事だなと思います。

 

ーー古巣対戦について

北九州は、やっぱり最後まで諦めないとか、そういう気持ちが強いし、今日も花嶋選手が引退するということでチームが一つになったりとか、チームのために何かをするという部分ではすごい一つになれるチームだと思うし、自分達はその辺で上回られた。それが結果に繋がったのかなと思います。

 

ボルクバレット北九州試合後コメント

中嶋孝行監督

 

今シーズンのホーム最終戦、平日の夜にもかかわらず、沢山の皆さんに足を運んで頂き感謝しています。 また、FリーグTVや、SNS等でも応援して頂きありがとうございました。

花嶋選手の北九州での最後の試合ということもあり、この試合を悔いなく心に残る試合にしようと選手を送り出しました。

立ち上がりから、大阪さんの質高い攻撃に押し込まれ、なかなか守備ラインを高く出来ない中、我慢して守りながらも失点しなかったことが、この試合の流れを作ったと思います。

後半、立ち上がり守備ラインを高めにとり、田村(龍太郎)選手のプレスからこぼれたボールを星野選手が確実にゴールし、先制したことで試合を少し優位に運ぶきっかけが出来、相手の5-4攻撃に対しても、守備セットが狙い所を理解し、抑え込めたことで、2点目3点目を奪うことが出来ました。

とは言え、大阪さんの攻撃に耐えるのは簡単ではなく、ベンチメンバーも含め、応援していただく皆さんの声が届いたからこそだと思っています。

リーグ戦を通じて、立ち上がりの失点が尾を引き、その後追いつこうとするも、1点に泣くような試合展開が多く、チーム的にはやはり後半の3得点も大きいのですが、前半の0失点で折り返せたことが、先程も言いましたように大きな鍵になったと思います。

リーグも終盤戦、どのチームも負けたくない試合が続く中、自分たちの良さをゲームの中で活かせるマネージメント、準備を積み重ねていきたいと思います。

今シーズンのホームゲームも、沢山の皆さんに観に来て頂き感謝しています。

また、支えて頂いた運営スタッフ、スポンサー様、フットサル連盟の皆さん、現場スタッフの皆さん、そして、会場を彩って頂いたファン、サポーターの皆さんに、心から感謝しています。

ボルクらしさを多くの人に何か感じ取って頂けていたら嬉しいです。

また、是非会場で皆さんとお会いできる日を楽しみにしています。 ありがとうございました。

残り試合も、ボルクらしく最後まで貫きます。 引き続き、応援よろしくお願い申し上げます。

 

星野祐作選手

 

まずは、初ゴールを決め切る事が出来て率直に嬉しいというよりホッとしています。 今年は去年より出場機会がある中で、なかなかゴールでチームに貢献出来ていない悔しさが今日までずっとありました。

そして今日は、キャップテンの(安嶋)健至君が出場停止の中、古巣であるシュライカー大阪との対戦という事でめちゃくちゃ気合い入っていました(笑)
前半は個人的にミスばかりで、同じセットの(宮崎)岳君、(花嶋)悠さん、(田村)龍太郎さんに迷惑をかけていました。 後半、前線からの味方のプレッシングから運良くボールが目の前にこぼれてきて無心で打ち込めました。結果に繋がって良かったです。

僕のゴールを自分よりチームメイトや観客席の方々の方が喜んでくれているのを見て、本当に泣きそうでした(笑)

前半、凄くチームメイトに助けられていたのを、ゴールという結果で恩返し出来て嬉しいです。最後にホーム最終戦勝利で締めくくれた事が、選手、スタッフ、いつも応援して下さるファンの方々、様々な形でサポートして頂いているスポンサー様、チームに関わる全てのボルクファミリーにとって最高な1日となりました。熱い応援が後押しになりました。本当にありがとうございました。残りのシーズンも引き続き応援よろしくお願いします。

 

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▶Text by 東 恭子
▶Photo by 東恭子
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