~横山巧選手 退団メッセージ~
ボルクバレット北九州の「ルーチャイ」こと横山巧選手が今シーズンをもって同チームを退団することを発表した。
19-20シーズンに北九州に加入し、F1昇格を経験。3シーズンを過ごした北九州への感謝の気持ちを伝えたいという横山選手から現在の想いを聞いた。
ーーボルクバレット北九州での3シーズンで得たことは何ですか?
横山「まず、北九州に来て選手として大幅にレベルアップできたと感じています。
試合の入り方、試合中のマインド、ファールへの考え方、守備システムの理解、練習のサイクルの考え方、対戦相手によってのチップの切り替え。この全ては北九州に来てから得たものと考えています。
ポジションに関してもアラだけしか出来ないと思われているかもしれませんが、今シーズンの何試合かはフィクソでこなした試合もありましたし、パワープレーでのディフェンス、相手の危険なドリブラーへのマークなど、幅広くこの北九州で得ることができたと感じています」
ーーボルクバレット北九州での思い出や、チームメイト、監督についてはいかがですか?
横山「北九州では数多くの素晴らしいチームメイト、そしてリスペクトできる監督と共に仕事ができ嬉しく思います。ウーゴ、クリスティアンと言ったスペインリーグで実績のある選手とピッチ内外で多くの時間を共にし、同じマンションに住んでいたのでよく一緒にいました。彼らのマインドは凄く僕と合いましたし、成長させてくれました。
F1リーグでプレーできるレベルになったのは馬場監督から得た物のお陰だと感じていますし、今のプレースタイルは7~80%と言えるくらいの大きな割合で馬場監督から得た物と感じています」
ーー北九州の街や人たちへの想いを聞かせてください
横山「北九州は非常に住みやすかったですし、応援してくれる方々が沢山いてくれて、ご飯屋さんに行ってもいつも明るく応援の声をかけていただきました。
素晴らしい人々と出会い、プライベートの時間もその素敵な人々のお陰で凄く楽しい時間が過ごせました。北九州で僕と関わってくれた人達には感謝しかありません。また試合会場で会えるのを楽しみにしています」
ーー皆さんへのメッセージをお願いします
横山「ボルクでの残りの試合、全日本選手権をいい形で終われるように、最後まで頑張りますのでよろしくお願いします」
チームとしての個性が際立つボルクバレット北九州。その中でもユニークなキャラクターとして知られ、チーム内だけでなくファン・サポーターや周囲の人たちから親しまれた横山選手。
来季に関して現時点では未定とのことだが、今後も活躍する姿を見せてくれることを期待したい。