試合

ボルクバレット北九州、バサジィ大分との九州ダービーで今季初勝利

~ボルクバレット北九州 対 バサジィ大分(21-22 Div.1/第2節)~

6月13日、Fリーグディビジョン1第2節のボルクバレット北九州対バサジィ大分の試合がリモートマッチとして北九州市立総合体育館で開催された。北九州は開幕戦に続いて2試合連続でのホームゲーム。昨シーズン2位の強敵である大分とのし烈な「九州ダービー」を5-3で制し、今季初勝利を飾った。北九州が大分に勝ったのは練習試合も含めてFリーグ加入後初。

第1ピリオド立ち上がりから波に乗ったのは北九州。試合開始後2分と5分にクシヤマ・イザケが連続でゴールをあげると、その直後にチャオ・パルメイロ・クリスチャンが、10分には前鈍内・マティアス・エルナンが得点を決め北九州が4連続ゴール。そのまま黙ってはいられない大分も11分に芝野創太が1点を返すが、12分には今季バサジィ大分から北九州に移籍した田村龍太郎が古巣相手に一撃を放つ。しかしまた直後に大分の小門勇太がCKからゴールを奪う。第1ピリオドだけで5-2のスコアという激しい戦いとなった。

第2ピリオドは開始後2分で大分の芝野創太がPKを確実に決め差を2点に縮める。そのまま勢いをつけて大分も積極的な攻めの姿勢を見せるが、派手な展開の前半とは変わって後半は攻守が均衡した戦いに。両チームとも得点には至らないまま試合は終盤を迎える。終了前大分はパワープレーで勝負に出たが得点を決め切ることができず、今季初勝利をつかんだのは北九州となった。尚北九州はF1昇格後北九州市立総合体育館でのホーム戦勝利は初。

次節北九州は連勝をねらい6月19日19時から5位のフウガドールすみだとアウェイで、同じく大分も同日13時から首位のシュライカー大阪とアウェイで対戦。今季初勝利を目指す。

ボルクバレット北九州・馬場監督の試合後コメント


--ホーム初勝利となりました。試合全体の振り返りをお願いします。
馬場
「ありがとうございます。前半から勝負を決めに行く気持ちで一週間作ってきたので。前半は入り方、守備の奪い方、攻撃の仕方は全て予想プラン通りにある程度運んだ時間帯があったと思います。相手が反応する前に先手を取るという意味では一週間のプラン通りに進めたかなと思います」

--開幕戦に続き今回も先制点を奪いました。いい流れに乗れたのではないでしょうか?
馬場「そうですね。チャンスもありましたし、ゲームの作り方とか、持って行き方は去年いた選手達と今年加入した新しい選手達との融合が進んでいるひとつのサインだと思います。後半は私達も勝ちを意識し過ぎていたことと、相手もメンバー固めて固いフットサルをしかけてきたのでまあ本当に固い試合になったのかなと。ただその中でも自分達のマネジメントを出来た時間もあったのかなと思います」

--最後まで追加点を取ろうという意思がみられました。
馬場「勝ってる時は難しいんですけど、勝ちを意識すると守りに入ってしまうというのが課題なので、0-0の気持ちで常にプレーすればもう少しいい結果が出るのかなと思います。2点差というのは難しいんですよ。全員が意識統一出来にくい。3人は同じことを考えていても、2人が違うことを考えていたりするんです。今日はその点はうまくいったのかなと思います」

--名古屋戦後、このゲームで今シーズンの立ち位置が測れるとコメントされましたがいかがですか?
馬場「今日の試合でも分かったように、やれることが去年より増えたチームだと思うので、去年よりもう少し野心を持ったプレー、勇敢なプレーが出来るのでは。そしてひとつでも上の順位を狙えるのではないかという実感が少しだけ前節よりはわきました。選手達も久々のホーム戦の勝利で自信もつきましたし、得点もありましたから、これでひとつの波にのれればとは思っています」

--練習試合も含め、毎回大分とは激しいゲームになる印象です。
馬場「もうちょっと点差が拮抗したらもっと激しいゲームになったと思うんです。少し点差が開いた分お互いのテンションがかみ合わなくなったところもあったんですけど、それでもやっぱり激しい九州ダービーらしい試合になったと思います。
このチームは表情のあるチームだと思うので、勝っても負けても。それはやはり北九州の、我々のチームの特徴だと思います」

--次節は今季初アウェイです。意気込みを。
馬場「すみだの試合を見ましたけど、最後の最後まで名古屋ともつれていい試合をしていましたし、どこも強敵だと思っています。彼らとの去年の成績が一勝一敗。彼らも私達を意識して戦ってくると思います。そういう意味では去年とは違う。去年は知らない者同士の戦いでしたが、今年は去年戦った相手ということで、本当にこれもまた中位争い、上位争いに向けての自分達の立ち位置を知るもうひとつの戦いだと思います。楽しみにしています」

安嶋健至選手の試合後コメント


安嶋「今節でFリーグ通算100試合出場を達成することができました。沢山の方の支えがあってこその100試合だと思っています。ありがとうございます!
デビューさせて頂いた、湘南ベルマーレで3年間、そしてボルクで4年目のシーズンを迎えています。在籍させて頂いたクラブには本当に感謝しかありません、F2時代も含めての100試合ではありますが、まだまだ、自分自身、成長を求めて、積み重ねて行きたいと思います」

--今日の試合の総括を。
安嶋「大分は個の力が強いので、まずはそこで負けないこと、相手の得意のセットプレーを減らすこと、そこで失点しないこと。ここは特に注意してのぞみました。全員がやることを徹底してやれたことがまずは勝因だと思います。また、前半は前からのプレスがハマって、そこから得たセットプレーで2点取れた。ここは今までのボルクと違うところを今日は出せたと思います。前節よりもボールを持つ時間もありましたし、そこは自信をもってやっていくことで、今後どんどん良くなっていくと思います。

しかし、失点の仕方はもったいなかった。人は揃っているのに、簡単に打たれて失点してしまった。それだけで流れが変わってしまうので、集中を切らす時間なくす、それはベンチワークも含めて修正できるとこだと思う。後半早い時間にPKで失点したが、そこで、相手の時間を耐えて、切り抜けたことは成長しているところ。勝って修正できるのはいいこと、課題を持ち帰り、練習からシビアに取り組みます。
また、ボルクがFリーグに参入して、練習試合も含めてこれまで1度も大分に勝ったことはありませんでした。今日、勝つことができて、本当に嬉しかったし、自分たちの積み上げができていると実感できた瞬間でもあります。特に小林謙太と僕は4年目なので、やっと勝ったと気持ちを爆発させました!
北九州総合体育館でもF1に上がって勝つことができていなかったので、今日勝てて良かったです。できれば有観客で皆さんの前で勝利をお見せしたかったですが、それでもABEMAを通して応援してくださった皆さんに勝利を届けられたこと嬉しく思います。次節はアウェイでフウガドールすみだとです。昨シーズンも、厳しい闘いをして1勝1敗でした。今週しっかりまた準備して、連勝して北九州に帰ってきたいと思います。応援よろしくお願いします!」

クシヤマ・イザケ選手の試合後コメント


--立ち上がりから連続であげた2得点について。
イザケ
「今日の1点目はチームでやっている前線でのプレスがうまくハマって、ゴールができたという感じでした。2点目に関してはしっかりと練習しているセットプレーからの得点が出来て、とてもうれしかったです」

--今日の試合の振り返りと、次節に向けての意気込みを。
イザケ
「今日の試合はたくさん走る、そして対人が多くなる試合を予想していました。最初から最後までチームみんなで走れたのが勝利につながったと思います。次節は今シーズン初のアウェイです。ここでしっかりと連勝をして、家に帰りたいと思います」

Text by 東 恭子
Photo by 東 恭子
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