Fリーグ2023-2024シーズン 第22節マッチレポート 湘南ベルマーレ VS フウガドールすみだ

試合

ファイナルシーズンに向けて、手堅く勝点1を分け合う結果に

Fリーグ2023-2024シーズン 第22節
〜湘南ベルマーレ VS フウガドールすみだ〜

12月の2週目の週末、Fリーグディビジョン1は、レギュラーシーズンの最終節を迎えた。湘南ベルマーレは12月9日(土)、今シーズン初めて平塚でホームゲームを開催。トッケイセキュリティ平塚総合体育館にフウガドールすみだを迎えた。ここは、普段ホームゲームを行う小田原アリーナとは趣が異なり、ピッチと客席が近い、コンパクトな会場。今季ホームでの試合は最後ということもあり、すみだのサポーターも含めて1652人の観客が足を運び、両チームのサポーターが熱い応援を繰り広げた。

両チームともにファイナルシーズンは、下位リーグで戦うことが決まっている。つまり、残留を争うライバルともなる。湘南は、前節終了時点で勝点23を積んで8位、すみだは、勝点20を積んで11位。最下位のエスポラーダ北海道が勝点15となっているが、ファイナルシーズン5試合を戦うなかで順位が入れ替わる可能性は十分にある。この試合もファイナルシーズンの戦いを見据えた思惑が影響する展開となった。

Fリーグ2023-2024シーズン第22節を戦う湘南ベルマーレとフウガドールすみだの選手たちFリーグ2023-2024シーズン第22節を戦う湘南ベルマーレとフウガドールすみだの選手たちFリーグ2023-2024シーズン第22節を戦う湘南ベルマーレとフウガドールすみだの選手たち

どちらも勝点3を目指して積極的に攻撃を仕掛けるものの、守備への意識も高く、高い位置からプレスをかけ、ボールを奪われると走り惜しみすることなく自陣へ戻る。両ゴレイロの反応も鋭く、枠へ飛んだシュートはしっかりとセーブし、スコアレスの時間が長く続いた。

2ndピリオドも得点が入らないまま時間が経過。お互いに残り時間が5分を切ってもパワープレーなどを仕掛けることはなく、攻守のバランスを崩すことなくゲームを進める。そんななか、待望の得点は37分、湘南に生まれる。左サイドを突破した萩原真夏がゴール前へパスを送り、そのボールを堀内迪弥が流し込んで先制する。

その後すみだは、キックオフからパワープレーを開始すると、タイミングを見て北村弘樹が鋭いシュートを放つ。これは、守備に入った湘南の選手に止められたものの、こぼれたボールを諸江剣語が詰めて、すみだは15秒後には同点に追いついた。

わずかな残り時間も両チームともに得点を狙って攻撃を続けるが、負けたくないという強い思いもあってか、そのままタイムアップを迎え、勝点1を分け合う結果となった。

湘南ベルマーレ 試合後会見

試合後会見に臨む湘南ベルマーレの伊久間洋輔監督とキャプテンのフィウーザ選手

試合後会見に臨む湘南ベルマーレの伊久間洋輔監督とキャプテンのフィウーザ選手

伊久間洋輔監督

ーー試合の総括をお願いします

ホーム最終戦というところで非常にたくさんのお客さんに来ていただいて、いつものことですが感謝しています。

試合に関しては、ゴールを取れないのはしょうがないというか、今の現状であると認識したうえで、ゲーム展開としては、フウガさんの攻撃、清水(誠也)選手のところをケアしつつ、得点を狙おうとしました。プランとしては、後半はより攻撃的に行けましたし、シュート本数も打っていましたので、みんな遂行してくれたと思います。

その後、(萩原)真夏の突破からゴールを決めたあの形は、僕がけっこう描いているものであるし、あれが3本4本あればとは思いますけど、そこは本当に今、彼らが直面しているところかなと思います。そのなかで先に1点取れて、きっちり締めたかったところですけど、(失点してしまったので)やはり課題がまだまだあるというところではあります。

フィウーザ選手

みなさん、こんにちは。今日は、ホーム最後。サポート、素晴らしい。ありがとうございました。
試合は、いい試合。ベルマーレとフウガ、いい試合。ちょっと寂しい。(フウガドールは)パワープレーで最後、ゴールを決めた。ベルマーレいっぱいチャンス、けど、最後、ゴール決めてない。だけど今日は、終わりね。次、頑張ります。

ーー試合の締め方についてですが、靏谷(春人)選手はGKのユニフォームを着ていましたが、最後マイボールになったらワンプレーでも、というところだったんですか?

そうですね。ホームですので、当然勝ちたかったですし。ただ残留争いのなかにいて、その順位を争うチームとの対戦で、相手に勝点をあげるかどうか。これは感情では判断できないですし、僕のプランとしては、勝点1をもぎ取る部分も必要であると、今この状況ですので、勝点1でも取る。そこは僕の頭にあったところです。ただ最後、数秒でやれる、1点取れる可能性もありましたので、それは準備させたというところです。

ーー引退を表明した佐藤玲惟選手について、強い思いをクラブに持つ選手ということも含めて彼へのメッセーがあれば教えてください

うちのクラブは割と下(下部組織)から上がってくる選手が多いので、小さい頃から知ってますし、子供から大人に成長していくところも見ていて、本当に子供のように思っています。小さい頃から湘南ベルマーレの試合を設営したりしながら見て、そこの舞台でやりたいと、努力して上がって、本当にそこの部分は非常に素晴らしいと思いますし、後輩たちのいいモデルになると思います。そういう意味では本当に残念ですけど、ケガもありましたし、彼の判断を尊重したいと思います。

ただ選手としては、非常にいろいろ思いがありますけど、ほかのチームでやることも考えても良かったと思います。我々のクラブは、自分たちのクラブで育って(そのまま)うちにいる選手もいれば他のチームでやってる選手もいます。そういう選手たちも見ながら、良くなっていれば会ったときには言いますので、そういうことであれば、外でやるのも一つの選択肢ではあるかなと思いますけど、彼の強い思いはこのチームにあると。なので、今後も関わってほしいなと思います。毎年この時期は、去年もそうですけど、選手にはやっぱり厳しいというか。本当に今後もクラブに関わってもらって、応援してもらいたいと思いますし、お疲れさまと言いたいです。まだあと5試合ありますし、全日本選手権もありますので、メンバーに入るように頑張ってもらいたいなと思います。

ーーレギュラーシーズンが終了したところで、総括をお願いします

昨シーズンまでの得点源であった選手がいなくなったところをなんとか全員で埋めようというところから始まりましたが、力不足でそこは補えていないのが現状ということがすべてかなと思います。

ただ、その目指しているものに対して、まったく積み上がってないかというと、そうでもないと思っています。自分たちでボールを保持して、攻撃をする、攻撃を組み立てていく、そしていろんな形の点を取れるというところを目指しているので、そこに関しては、積み上がっているものの、まだまだ力は足りてないと。ですから、まだ成長する余地はありますし、先ほども皆に話しましたけど、あと5試合、どれだけ成長できるかだというところだと思いますので、足りないところは常に積み上げていくところかなと思います。

ーーファイナルシーズンは、レギュレーションも初めてだと思うが、この5試合をどういう形で戦っていこうと考えていますか?

今言った得点の部分は、やっぱり取らないと勝ちにつながらないというのは当然のことですけど、たださっきも言いましたけど、じゃあ相手に勝点をあげたら、直で順位争いのところになるんで、守備を強化しながら攻撃をブラッシュアップしていく戦いになるのかなと思います。

ーー前節は試合終了後、ファン・サポーターから厳しい言葉もあったが、ホーム最終戦に向けてどんな準備をしてきたのでしょうか?

何かを変えるつもりはないというか、変えることではなくて、何が足りなくて、何が今できているのかというところをもう一度振り返るということを、みんなに話をしました。ただ、さっき言った攻撃の部分、やっぱり自分たちで点を取れなければ、ああいう状態になります。(バルドラール)浦安戦は、うちが悪かったかというと点を取れないことだけが悪いと思いますし、守備もそこまでやられたわけではないです。浦安さんの勢いを殺せなかった部分というのを、どうすみださんに対してやるか。そのためには個人個人がしっかりと、今何が必要なのかということを確認した。

気持ちが入ってないんじゃないかとか、いろいろ言われることありますけど、気持ちが入ってないわけはない。12チームあって、1位がいて、12位がいるわけなので。選手はどうなんだと、よく言われますけど、でも、それも含めてそういうふうに見られてるよということをみんなに伝えましたし、勝ててないとそういうふうに見られるよねっていう話もしました。そこは、例えばベンチでもっとみんなで声を出そうよとか、それはチームスポーツには必要だし、気持ちとかそういうことではなくて、いいチームってベンチでもそうだよねということであれば、それをやればいいチームになるよねとか、そういうことは話をして、今日もベンチから声を出していきましょうと、すごく単純ですけど、それは言って。前節の試合が終わってから、そういうところをみんなで話しました。

ーー今日は、萩原真夏選手の意気込みが見えましたが、監督の評価は?

やってやるぞというふうに見えたってことですね(笑)。伝えておきます。そうですね、我々が求めていることと彼がやれることは、合っていると思います。そのなかで足りないのは、フィジカル面だったり、自分が結果を残してという責任感だったり。若い選手というのは、やっぱりそこの部分なんですよね。それが試合に出続けることによってついてくるようになると我々も思います。あれでやっぱり2点ぐらい取ってほしいというのが、(靏谷)春人もそうですけど、その辺が結果を残せばうちのチームは勝つんじゃないかなと思ってます。毎日「お前だよ」って言ってます。だからそういうふうに見てもらえている、成長しているってことであれば、すごくいいことかなと思います。多分我々が中で見ているのと、皆さんが見ていることはある程度同じじゃないかなと思いますので、本当にさらなる成長をしてほしいなと思ってます。

ミックスゾーンにて
※ミックスゾーンでの取材のため、写真はありません

靏谷春人選手

ーー試合全体を振り返っての感想からお願いします

試合自体は、堅い試合だったかなって個人的には思っていて、どっちにもチャンスがあったので、本当にどちらが勝ってもおかしくない試合だったかなとは思います。

ーー久々のメンバー入りでしたが、そのあたりは?

約1カ月ぶりにFリーグの舞台で試合をしたので、最初は簡単なプレーをして、自分のリズムを作っていこうという感じで入って、ちょっとずつ慣れてきたところで、自分の得意としている右サイドのドリブルとか、ゴールに向かうプレーっていうのを、ちょっとずつ出していきました。フィニッシュで終わるプレーも何回かありましたし、そんなにネガティブに試合を終えたかといえばそんなことはなくて、もうちょい枠に入れるとか、次につながる試合はできたかなと思っているので、個人的にはそんなめちゃめちゃ悪かったかと言われれば、そんなことはないかなっていう感じです。

ーー1カ月ぶりだとFリーグのピッチは、厳しく感じますか?

そんなに僕は緊張とか、なかったので、いつも通り。最初は簡単にやることだけぐらいで、ミスを少なく、みたいな感じでした。

ーー楽しそうにプレーしているなというのが見た印象でしたが?

練習から今日の試合がずっと楽しみだったので。なので、ミスを恐れてプレーするっていうよりかは、自分のプレーを出して、楽しくやろう、楽しくやって楽しく勝てたらいいなと思っていました。ホーム最終節というのもあって、いろいろ思うことはありながら試合に臨んだんですけど。勝ちたかったですけど、結果はしょうがないと思うので、次につなげられたらなって思います。

ーーレギュラーシーズンを振り返ると、思っていた順位ではないと思うが、その辺りはどう考えていますか?

シーズンを通して負けが多かったので、この結果になってしまっているというのは事実で、それを受け止めて次に進まなきゃなっていうところですけど、そんななかでもやっぱり応援してくれる人がいて、そんな簡単に終わらしていい話でもないと思います。

シーズン最初の方は、いい感じに勝てて、あんまり負けないで行けてたんですけど、7連敗は、今までのベルマーレを見てもあまりない連敗数だったので、いい経験ができたといえばいい経験ができたかなとは思いますけど、実際にあってはいけないことが起きてしまったと思います。そこは、自分も含めてちょっと対策もされたりというのがあったかもしれないですけど、自分のプレーをうまく出せなくなっていったところもありました。最終的にまだ残りがあるので、どうなるかはわからないですし、自分次第のところもあると思うので、最終的に自分たちがいいところにちゃんといて終われるシーズンにしたい。集大成として練習から取り組んで、試合で結果を残していきたいなと思っています。

ーーナタン選手が途中加入して、一緒に出るようになって数試合ですが、左利きのアラと右利きのピヴォというところで、いいコンビネーションを作っていけそうに見えましたが、一緒にプレーしてどんな印象ですか?

強い選手ですし、ボールを預ければ時間を作ってくれて、すごくやりやすいですね。このコンビネーションは、精度としてはもっと上げていかないといけないなと思っています。まだかみ合ってないですけど、やりやすさは感じているので、ここからもう少しコミュニケーションをとっていきたい。彼はまだ来たばっかりで、日本語がわからなかったり、言葉の壁はまだあるんですけど、ちょっとずつコミュニケーションは取れてきているので、ここからもう少し合わせていければなって思います。

ーーファイナルシーズンであと5試合ありますが、全日本選手権もありますけど、まずこの5試合でどういったものを残したい気持ちがありますか?

やっぱり一つでも、ベルマーレの順位を上げるために、プレーをしていきたいと思います。個人としてもFリーグで、目標の点数はまだ達成できていないので、そこもやっぱりがめつく行かないといけないなって思います。僕が点を取れば勝てるチームだと思うので、そこはこだわって練習からも試合でもやっていきたいなと思ってます。

ーー目標のゴール数というのは?

シーズンの始まりに監督から一人ひとりに目標のゴール数が設定されていて、僕はFリーグで8点はとってほしいと言われています。監督から出されている目標なので、それは達成しなきゃいけないっていうなかで今、6点しか取れてないので。

ーーロドリゴ選手の後継者であることを意識して過ごしたシーズンだったと思うが、収穫と課題はどう捉えていますか?

彼ほどシュートに行く回数は、やっぱり多くはなくて。でも、1対1を仕掛けて剥がして、シュートっていうイメージは、常に持ちながらプレーをしていました。実際に結果に出てないので、足りないなと思いました。ロドリゴも、常に警戒されながらプレーしていたと思うので、やっぱりすごいなっと単純に思いますけど、彼に近づくためにというよりかは、プレースタイルも違うので、彼のように、チームを勝たせられる選手に、また別の形かもしれないですけど、やっぱりなっていきたいなと思っているので、これから、相手を研究したり、自分を見つめ直したりして、もっと頑張っていこうって思います。

ーー今日は久しぶりの出場ということもあり、会場もサポーターで埋まっていましたが、改めてそこはどう感じましたか?

会場は、すごくいい雰囲気だったので、ホームですし、やりやすさはありました。この詰め詰めの会場だと、常にお客さんが視野には入ってきて、やっぱりその状況というのは、すごい力にもなります。本当にシンプルにパワーになる会場というか環境だったので、すごくいい環境でやらしてもらえているなっていうふうに率直に思います。

フウガドールすみだ 試合後会見

試合後会見に臨むフウガドールすみだの北隅智宙監督とキャプテンの畠山勇気選手

試合後会見に臨むフウガドールすみだの北隅智宙監督とキャプテンの畠山勇気選手

北隅智宙監督

ーー試合の総括をお願いします

まずは本当に素晴らしい環境でフットサルができたこの2節、自分たちのホームゲームもそうでしたし、今日のアウェイのベルマーレという、お互いのクラブのスタイルがピッチの中だけじゃなくて、ファン・サポーターのところにまで出た、ゲームだけじゃない部分での、非常にエキサイティングな応援というのがこのゲームをより白熱したものに変えたなというところで、そういう環境を作り出していただいたことと、そのなかでプレーができたということを本当に感謝しています。

ゲームに関しては、アウェイで今シーズンは引き分け以上がないなかで、自分たちも今の順位を考えたときに確実に(勝点)3が欲しい、そういう強い気持ちを持って臨みましたが、なかなかフィウーザ選手のマウスをこじ開けることができませんでした。ただ一つ言えるのは、自分たちが劣勢になったあとも、すぐに選手たちが本当にいい決断をピッチの中でとり続けてくれたことで同点に追いつけたこと、そのあたりは今後、負けられないゲーム、ただ勝たなくてもいいゲーム、そういうゲームのポイントを争うなかでは一つ収穫だったのかなと感じています。次はホームもアウェイもないなかで戦うゲームになるので、自分たちがホームで強いとか、まったく関係なく、本当に改めて試されるゲームになってくると思うので、2週間いい準備をして、またファイナルステージに向かいたいなと思ってます。

ーー前節の会見では、残留を考えなくてはいけない順位であるというところで、勝つための戦術なりというところに切り替えていくという話もありましたが、そのフェーズには今節からもう入っていますか?

まあ、そうですね。ただ、レギュラーシーズンの最後だったので、もう一個自分が勇気を持てばアクションが取れるゲームの最後というところで、厳密に勝つためにすべての時間を注ぐというところではなくて、今日のかみ合わせであったり、新しい良さを探しながら、こういうゲームで若い選手が一個、気を吐いてくれたら大きな成功体験を得られるんじゃないかというのもあったので、いつもの2セットでずっと回していくよりも各選手にチャンスを与えました。ここでさっき畠山も言ったように負けなかったこと、それは素晴らしいことだと思うので、それがファイナルステージで誰かにチャンスが来たときに「俺ら負けてないよな」という一言が成功体験だと捉えているので、厳密に言ったらチャレンジは若干しました。

ただ、勝ちに行ったうえでのチャレンジなので。今日のメンバー14名が今、自分のなかのベストだという事実は事実としてあるので、その若い選手を起用したところがもしかしたら監督がちょっとトライしているのかなと思われたシーンはあったと思うんですけど、そういう思いもありながらも、今自分にできる最善と一番いい選手たちをピッチを送り出したという背景があります。

ーーレギュラーシーズンが終わったというところで、1年の総括として監督としてできたことを教えてください

数字ですべてを語るのは難しいんですけど、例えば清水和也(現・名古屋オーシャンズ)という選手は、1年前に得点王になったとき、20得点取ってます。去年、すみだは確か66点でした。今年は、今日の得点で45点です。マイナス20したら、まあまあ、そういうことですよねというふうに、数字では語れない部分があると言いながらも、そういったところがあります。

今季、若い選手が、16番の伊藤(諄哉)もそうですし、羽生(恒平)もそうですし、上げた西田(泰人)もそうですし、F1のピッチに立った時間が短い選手たちが結果を出すという意味では、その20点には届かなかった事実はありますけど、逆に拾えたスコアというのもあるので、自分たちは苦しい時間を過ごすであろうというなかでも若い選手が躍動していくということが自分がやりたかったこと。

(試合後会見で隣にいる)畠山(勇気)に関しては、去年から比べるとスコアはちょっとという感じですけど、それは本人が多分一番自覚していると思うんだけど、やっぱりキャプテンとしてピッチに立つことで、これだけの選手たちをまとめるという意味では、大きな成長がありました。長い付き合いなので彼の性格的なところも知っているんで、そういうのがプラスに働いている部分は大きくあるので、今後、どういうふうになっていくかわからないにしろ、後半のこの残り5節に向かっては、いいトピックがたくさんあったんじゃないかなと現状、考えています。ただ、順位には満足はしていないです。

ーーファイナルシーズンというところは、残留を勝ち取る必要もありますが、どういった戦いをしていきたいと考えていますか?

ざっくり言うと、選手権と同じですよね。一発、スコアは関係なく、勝つか負けるかというところがすべてなので。ただ一つ、引き分けというものが今の順位上、自分たちにとって最善の策な場合があるので、勝点1ポイントを取りに行くゲームをするのか、リスクをかけて3ポイントを取りに行くのか、シックスポインターのところで、どういう決断をとっていくのか。逆に一番最初の22日から始まる町田ラウンドの1発目で3を是が非でも取りに行くのか、その2試合にすべてを賭けるのか。それは今週のゲームが全チーム終わったタイミングで、スカウティングをして、どこに一番ウェイトを置いていくのか、年内2週間後のゲームを2つこなしたら、また少し休みが来るので、そこで調整する時間もあるので、今考えているのは、まあ一戦必勝で勝点を取ると。1なのか3なのかは、これからよく考えて分析して取り組んでいければなと思ってます。

畠山勇気選手

ーー試合の総括をお願いします

先週、名古屋(オーシャンズ)に0対5と、点差をつけられて負けてしまったんですけど、チームが全員、1週間で切り替えて試合に臨めたというところがまず良かったのかなと思います。

勝ち切ることはできなかったんですけど、負けないということは、今の自分たちの状況にとってはすごく大事なことだったと思うんで、最低限良かったかなと思います。

ーーファイナルシーズンというところは、残留を勝ち取る必要もありますが、どういった戦いをしていきたいと考えていますか?

戦い方は、監督が決めることだと思うので。3日間で2試合とか2日で連続で試合というのがあるので、やっぱり14人ぴったりで戦い切るのは、正直ケガとか疲労とかで難しい可能性もあると思うんで、チーム全員で、今日のメンバーに入ってない選手も含めてもう1回やっていく必要があるのかなっていうふうに思います。でも、今日は出てない選手もチームの和にはしっかり入って頑張っているんで、そこは問題ないかなと思うので、あとは、自分たち信じて戦うだけかなと思います。

ーー個人的な話になりますが、田口元気選手が今シーズン限りで引退するというところで、田口選手もキャプテンを務めてきましたし、受け継いできたものもあると思いますので、田口選手から受け継いだものや、最後にどんな姿を見せていきたいかというところを教えてください

元気さんは、人とのコミュニケーションの取り方が、本当にすごく多いし、上手だなと思っています。それこそ若い選手にも常に声をかけたり、本当にちっちゃいことでも全部言ってくれる。慣れてきたベテランの選手って、正直諦めちゃうところもあると思うんですけど、そこに対しても全部言ってくれる。そういうコミュニケーションを取っているというところが本当に素晴らしいと思うので、やっぱり自分も何か本当にささいなことでも、気づいたらコミュニケーションを取るようにするというのは、元気さんから受け継いだというか、元気さんを見てできてる部分もあると思うので。

だから自分から元気さんに何か見せるとなったら、自分から元気さんにコミュニケーションをたくさん取りに行くとか、そういうことなのかなという感じです。ファイナルシーズン、選手権を含めて、引退する選手をなるべく1試合でも多く出場させてあげたいというのもあるので、選手権は特にみんなで頑張って、1試合でも多く、それこそ去年の岡村(康平)とか宮崎(曉)がいたときのような雰囲気で頑張っていけたらなって思います。

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▶Text by 小西 尚美
▶Photo by 小西 尚美
▶Photo by 湘南ベルマーレフットサルクラブ
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