試合

リーグ最終節、意地と意地がぶつかりあった境川決戦は決着つかず!

~ペスカドーラ町田 VS 湘南ベルマーレ~

1月16日(日)、Fリーグディビジョン1は、リーグ最終節を迎えた。延期になった試合はあるものの、リーグの締めくくりに用意された試合は、ペスカドーラ町田 VS 湘南ベルマーレの境川決戦。Fリーグの中でも熱いサポーターが多い2つのチームの対決だ。案の定、応援に駆けつけた両チームのサポーターが開場前からアリーナを囲むように長蛇の列を作った。ホームタウンが近いだけあって湘南サポーターも数多く足を運び、チケットは完売となった。

試合の演出も境川決戦ならでは。入場時には、両チームの選手を交互にアナウンスで紹介し、選手同士お互いに向かい合ってあいさつを交わしてから、ピッチへ。戦いの雰囲気を盛り上げた。

ホームの町田は、若い選手が躍動するチーム。フィジカルの強いピヴォが起点となった攻撃が魅力。リーグ戦終盤に来てチームとしての安定感が増している。一方の湘南は、リーグ戦終盤まで優勝の可能性を残したが、2位が確定。年末に新型コロナウイルス陽性者が出たことでコンディション面に不安があったここ2試合は、本来のハイプレスと流動的なパス回しを武器にした戦い方ができず、勝利から遠ざかっている。

試合は、どちらのチームも攻守に渡ってアグレッシブな姿勢を見せるところからスタート。ここ2試合、プレスラインが低い位置から始まっていた湘南も本来の高い位置から仕掛け、相手陣内深い位置からボール奪取を狙う。両チームとも強度の高い守備を信条としているため、ボールの奪い合いが何度も起こり、攻守が入れ替わるシーンも多い。フィニッシュまで持ち込んでも、フィールドプレーヤーが体を張り、最後の最後は町田の守護神・日本代表ゴレイロ、イゴール選手と、湘南の守護神・フィウーザ選手がビッグセーブで得点を許さない。結果としてスコアレスで折り返すことになったが、どちらのチームも自分たちのスタイルを貫く攻撃の形も見せた。

2ndピリオドは一転、開始20秒で町田が先制。ペナルティエリア内でパスを受けたヴィニシウス選手をフィウーザ選手が倒してしまい、ヴィニシウス選手は自ら得たPKを確実に決めた。その後は町田が多くシュートチャンスを演出する流れ。湘南も体を張った守備とフィウーザ選手のセーブで守るが、再び町田の山中翔斗選手が得点。幅を使った攻撃で湘南の守備を完全に崩してリードを広げた。

2点ビハインドとなった湘南は、そこから徐々に攻撃に重きを置いた仕掛けを見せていく。すると、自陣深い位置からのリスタートを長いパスで前線へ繋いだところをイゴール選手がペナルティエリアから飛び出して阻止。パスを受けようとした湘南の選手を倒してしまい、一発レッドで退場になる。2分間を4人で戦うことになった町田に対し、積極的に仕掛け、一瞬の隙をついて山﨑歩夢選手が鋭いシュートを放つと、オウンゴールを誘って1点を返した。その後、4分を残して湘南がタイムアウトを取得し、パワープレーを開始。時間をかけた攻撃の中で、本田真琉虎洲の中央へのパスに山﨑選手が飛び込んで得点、同点とした。

ホーム最終戦で引き分けを良しとしない町田も最後はパワープレーをスタート。しかし、お互いにチャンスを作りながら得点までは至らず、そのままタイムアップを迎えた。攻撃的な両チームの試合ながらロースコアでの引き分けとなったが、強度の高い守備と、それぞれのチームが得意とするところの攻撃の形を見せ、見応えのある試合となった。

試合後会見


ペスカドーラ町田 ルイス ベルナット モリーナ監督、伊藤圭汰選手
ーー試合の総括をお願いします
ルイス
「今日のゲームに関して、前半は非常に精彩を欠いていて、あまりいいゲーム運びはできませんでした。フィニッシュもチャンスはありましたが精彩を欠いていたし、ゲームの組み立ての中のプロセスで、パスミスも多かった。前半に関しては反省すべき点がたくさんあったと思います。後半に入ってからは、そういったところを選手たちが一回立て直すことができて、中盤から後半にかけて非常に攻撃に関しても精度がを保ちながら、アグレッシブにいくという姿勢をしっかり示せて、先に2点を取ることができました。最後に関しては、パワープレーになって、どっちがどうなるかわからないゲームになりましたが、それは拮抗している2チームの試合なので、致し方ないかなと思います。ただ、最後のホームゲームでお客様に楽しんでいただけるような緊迫したゲームができたのは非常に良かったと思います。

それと今日が最終節ということで、シーズンを振り返ると、シーズンを通して波が大きくあったというのを感じていました。非常にいいときもあれば、非常に良くないときもあり、それはシーズンを通しもあったし、ゲームの中でもあったシーズンだったと思います。来シーズンは、そういうところ、ゲームの中での波というものを、あったとしても小さくして、自分たちのプレークオリティを一定に保てるチームにしていかないといけないということを強く感じています」

伊藤「今、監督が言ったように、前半は良くなくて、後半の立ち上がりはすごくいい流れでしたが最後、また流れが相手に行ってしまいました。シーズンを通していいときと悪いときの波があるプレーが多かったので、ずっといい波をキープするのは難しいと思いますが、試合の流れに関係なく常にいいプレーをできるようにしていかないといけないと思いますし、悪いときでも負けないチームにならないと優勝はできないと思うので、(できるだけ)いいときをキープして勝ち続けることが大事かなと思います。このチームならそれができると思うし、若さとかは関係なく、ゲームをもっとコントロールしていかないといけないと思います。これは、シーズンを通しても思ったし、今日のゲームでもすごく感じました。自分たちの責任であると思います」

ーー同点に追いつかれてパワープレーを選択した理由を教えてください
ルイス
シーズン最後のホームでの試合ということは、これは絶対的にパワープレーをやらなきゃいけない理由だと思います。やっぱり我々は、リーグ最後の試合をホームで引き分けて終わろうなんて思ってはいけないし、これだけたくさんのお客さんが来てくれているので、最後まで勝利を追求するという気持ちをピッチの中で見せるためには、やっぱりああいう選択肢というのも必要だと思います。結果的に点は取れなかったですけど、ゴールをするチャンスは、原田快が出したクロスのボール、あれの精度がもう少し高ければ入ったかもしれないし、ヴィニシウスがカットインしてシュートを打ちに行ったシーンとか、最後、精彩を欠いてしまって結果的に点は取れなかったですけど、チャレンジした姿勢で最終節を終われたというのはチームにとってもすごく良かったし、見に来てくれた人にもしっかりとそういう気持ちを示せたのじゃないかと思います」

ーー前半は良くなかったというのは、湘南が良くてそうなったのか、自分たちの問題だったのか教えてください
ルイス
「相手のチームが良かったとは思わないし、私はそこはあまり注目していません。自分たちのチームがどうだったのかというところでいうと、良くなかったということです。ディフェンスの統制も取れてなかったし、ピヴォを使うときの、例えば(毛利)元亮にしても本石(猛裕)にしても、そこにボールが入るタイミングとポジションの移動があってないし、その辺が前半はチグハグさが非常にありました。ですので、その答えでいうと、うちがよくなかったということです」

ーー今日は守備を意識されているように見えたが、どうだったでしょうか?
ルイス
「守りに入っているという意識はまったくないです。うちのチームは、ディフェンスがしっかり入れているときほどゲーム運びがうまくできるというところがあります。うちの選手たちは、フィジカル的にもディフェンスにいくタイミングなども上手な選手が多く、前からしっかりプレッシャーをかけて、相手陣内の深いところでボールを奪ってゴールに結びつけるというところも選手たちにはすごく意識してやってもらっています。決して守っているという意識ではなく、我々はディフェンスを攻撃の一部として考えてやっています」

ーー若手が成長して、来週からの代表合宿にも多くの選手が選ばれているということで、シーズンの良かったところ、若手が伸びている部分の評価を教えてください
ルイス
「総括すると、この2年間、若手選手に切り替えてチャレンジをしてきて、その若い選手たちがしっかり結果を出してくれました。しかし、今シーズンを見ると、例えば優勝の名古屋オーシャンズ、2位の湘南ベルマーレ、4位のバサジィ大分、この3チームに1つも負けていません。それにもかかわらず、順位は3位。そこに関してはやはり取りこぼしがある。それがすべて若さだとは思いませんが、下位チームに対してどういうゲーム運びをして、どういうふうに勝点をとっていくのか、まだまだ経験が足りませんでした。今シーズンはそういう経験をたくさん積めたのと、残念ながら優勝には至らなかったけれど、若い選手たちで3位という順位を取れたことは、チームとして非常にポジティブなことだし、絶対次につながると思います。それからこれだけたくさんの選手を代表に呼んでいただけるのは、非常に誇りに思いますし、選手たち自身を評価をしていただいていると思うので、引き続き、こういう選手をたくさん出せるチームにしていきたいと思います」

ーー全日本選手権はトーナメント戦なので波があると難しいが、どのように戦っていこうと考えていますか?
ルイス
「全日本選手権に関しては、少しやり方を変えることを考えています。去年と似たような形ですけど、できるだけ早いタイミングで選手たちの入れ替えをしていく。一発勝負なので、長い時間帯で(いい悪いの)波を起こさないように、選手たちがある程度いい状態のまま、どんどん入れ替わっていけるようなローテーションをしていこうという考えを今は持っています。ただ、これから全日本選手権に向けて練習をしていくので、そこでまた違う考えを持つかもしれませんが、今のところそういうふうに考えています」

ーー監督がおっしゃる通りフィールドプレーヤーはここ2年で成長したが、ゴレイロに関しては、今日もイゴール頼みだというのが露呈したと思います。今後、ゴレイロの成長についてプランがあれば教えてください
ルイス
「おっしゃる通り、イゴールが出場しているときは結果が出ていて、今日のようにイゴールが退場したときに点を取られて同点になってしまったり、負けてしまったりというところは、現実的に受け止めなければいけないと思っています。ただ、やはり他のポジションと違って特殊なポジションなので非常に難しいため、僕はゴールキーパーに関しては、ある程度長い時間をかけて育てていかないといけないと思っています。イゴールのようにブラジルでも大阪でも、ここに来てからもそうですし、いろんな経験を持っていてすばらしいゴールキーパーは日本にはなかなかいません。日本人のゴールーパーをあそこのレベルまで育てるとしたら、やっぱりかなり長い時間をかけて、うちのクラブだけじゃなくて、日本全体として取り組む必要があると思います。ただ、今、うちにいるセカンドゴールキーパー、サードゴールキーパーは、そのポテンシャルを持っていると思うからトップチームにいてもらっています。彼らをイゴールレベルに育てるには、まだまだいろんな経験を積ませないといけない。今年も何回か公式戦に出場する機会は作ってきましたが、引き続き、来シーズンも実際のゲームで経験を積ませないといけないと思っています。それはある意味チャレンジになりますが、そういうチャレンジをしてでもやっていかないとゴールキーパーというのは育たないと自分でも重々わかっているので、自分としては今シーズンもやりましたけど、来シーズンもさらに、例えばイゴールが出られる試合でもセカンドキーパーを使っていくということを積極的にやっていきたいと思っています」

湘南ベルマーレ 伊久間洋輔監督、上原拓也選手
ーー試合の総括をお願いします
伊久間
「まずはアウェイにもかかわらず、たくさんの方が来てくださり、シーズンを通して熱い声援をいただき、ありがとうございました。また、運営や設営などに関わっていただいたすべての方も本当にありがとうございました。

境川決戦は4年間くらい勝っていないということで、僕もツイッターに書きましたが、順位は関係なく、とにかくこの試合に勝つために全員でやろうということを共有して試合に入りました。この前の2試合と違って前からどんどんプレスをかけていけましたし、先に2失点しましたけど、やっていることは全然悪くないということで、このまま続けていこうと話しました。その後、良い形で突破できてイゴール選手が退場となって、なんとか追いつけたのは良かったなと思います。やはり町田さんにとってイゴール選手というのは偉大な存在だなというのを改めて感じました。我々はそれを超えないといけないし、フィールドプレイヤーは相手がイゴール選手でも臆することなくゴールへ向かう姿勢を見せることが必要だなと感じました。また(ペスカドーラ町田と)熱い試合をできれば良いなと思います。今日はありがとうございました」

上原「お疲れ様でした。こうしてリーグ戦ができていること、リーグ戦を戦い抜けたこと、本当にいろんな人の尽力のおかげであることを改めて感じることができました。新型コロナウイルス感染症の影響がある中、こうして全試合を終えられたことは本当に良かったと思いますし、その裏ではリーグ関係者、クラブスタッフの方々などいろんな人が僕らのために動いてくれたことを本当に感謝しています。ありがとうございます。

リーグ最終戦ということで順位は決まっていましたけど、監督も言っていた通り、とにかく今日、勝利して、応援してくれている方々と最後に喜び合うために戦いました。結果はついてこなかったですけど、2点リードされた中でしっかりと点を取って追いつけて、この1年間を象徴するような試合だったと思います。まだまだ成長できる伸びしろがあると思うので、その伸びしろに対して僕らはもっともっと求めていかなければいけないと思っています。リーグ優勝は届かなかったですが、優勝できるポテンシャルはあるチームだと思うので、引き続き満足することなく上を目指して戦っていかなければいけないと思っています。

リーグ戦は終わりましたが、まだ全日本選手権があります。去年は町田に負けて選手権が終わってしまったので、今年は優勝を目指して、いいパフォーマンスが発揮できるよう1つ1つ勝つための準備をしていきたいと思います。リーグ戦を通じてサポートしていただき、ありがとうございました」

ーー得点力があるチーム同士の試合でしたがロースコアの結果でした。そのあたりを含め、今日はどういうプランでしたか?
伊久間
「ここ数試合はベストな戦いが出来ていなかったというところで、特にここ2試合は3セットで回していた中、今日はいつも勝っていたときの戦いをするぞ、と。前からどんどんプレッシャーをかけて我々の戦いをしたい、と。今日のプランは、それのみでした。

得点に関しては、やはり両チームともFリーグ屈指のゴレイロが(ゴールを)守るわけですから、ロースコアになることは想定する中で、それをこじ開けられない無力さを感じました。しかし、それが成長の伸びしろだと思います。それと、お互いディフェンスを非常に頑張ったと思います。うちもゴール前で相当チャンスがありましたし、向こうも(チャンスが)ある中で、それは必死に、最後は退場やイエローカードが出ましたが、もちろん(カードは)良いことではないですけど、そのぐらい本当に今日の試合に懸けていた両チームの思いがあったと思います。そのあたりがなかなか得点が入らなかった要因なのかなと思います。得点を取れるようにトレーニングするしかないかなというところです」

ーー監督代行から監督になったシーズンでした。リーグ戦についてシーズンを振り返ってお願いします
伊久間
「監督代行になり、(監督になったことは)完全に想定外でしたけども、ほとんどの選手が(サテライトやユースで)一緒にやったことがあったので、監督代行になってからかなりチームを分析したんですが、以前一緒にサテライトでやっていたときよりもたくましくなっている選手を見て、率直にうれしいなと思いましたし、勝ち負けはもちろんあるんですけど、ゲームの中でファイトしている選手たちが本当に誇らしかったなと思います。

勝っている要因を僕なりに分析すると、やはり走ることを惜しまないところ、それができている試合は良い結果が出ていて、相手の裏へスプリントができない試合は苦しくなっている。これはみんなに共有していて、それに尽きるのではないかなと思います。

後半戦の最終局面まで名古屋オーシャンズと優勝争いができるほど成長している選手たちを誇らしく思いますし、やっぱり最後まで苦しいときでももっとスプリントできないと、やはり名古屋には届かないなと思います。準優勝ですけど、最後まで優勝を争うなんてことは、僕も携わってきて(経験は)ないですし、そこにいられたことは非常にうれしかったですね。ただ、まだ通過点ですし、優勝するにはやはり名古屋との差はかなりあるなと本当に思っています。それを埋めるために強化だけではなくクラブ全体で次の目標に向かっていかななければいけないと思いますので、どうすれば名古屋の上に行けるかということを考えて、またやっていきたいなと思います」

ーーシーズンの振り返りをお願いします
上原
「本当にいろんなことがあったシーズンだったと思います。特に一番のところでいうと、伊久間監督が途中から指揮をとってくれて、正直(監督が)代わったときは、本当にどうなるのかなという思いがありました。でも、選手もスタッフもみんなが自立して戦っていけたことが、今シーズンの結果につながったのかなとすごく感じています。僕自身はなかなか試合に出る機会が無かった中で、すごく俯瞰的にチームを見ることができたんですけど、本当にそういう(自立した)選手が増えてきていて、僕ももっと試合に出たいなと思わせてもらったし、その気持ちが僕の活力になりました。本当にみんなには感謝しています。

この順位にいられたことは本当に良かったと思いますけど、誰一人2位という結果には満足していないと思いますし、この結果を受けて、俺らはもっと上を目指せると思っている選手がたくさんいます。優勝するためには、もっともっとやることがたくさんありますし、強くならなきゃいけないので、今年の結果を受けてまた成長できるように頑張っていきたいと思います。ただ、まだ全日本選手権があるので、その選手権に向けて準備をすることが大事になってきます。全日本選手権で優勝してみんなと喜び合えれば最高だと思うので、また引き続き頑張りたいと思います」

ーー優勝のために必要なことをもう少し具体的に聞かせてください
伊久間
「リーグ戦後半、名古屋との戦いでかなり疲弊して、主力にケガ人が出たりする中で、そこを補える選手が必要だというのがまず1つ。それと、勝ってはいますけど、もっと個人個人が、今、上原が自立していると言ってましたけど、もっともっと自立しないといけないですし、ピッチの中でやっぱり相手を上回るボールの保持だったり、相手を剥がす能力だったり、その辺がつくと、おそらく名古屋と対等に、それでも対等に行くかどうかはわからないですけど、それがまず必要だろうなと思います。あとは名古屋はプロという環境です。我々も環境面はかなり良くなっていると思いますし、そこをさらに良くすることによって、疲労回復とかコンディション維持ができると思いますので、その辺が名古屋との差を埋めるのではないかと僕は考えています」

上原「伊久間監督も言ってたんですけど、名古屋戦のあと、勝てる試合が何試合かあった中で、そこの試合を落としてしまったこと。名古屋オーシャンズはそういう試合を、どんな形でも取り返しに行って勝点3を積んでいるので、まずそういう試合を落とさない。そのためにも今シーズンは、ロドリゴ選手がたくさん得点を決めましたけど、他にも点を取れる選手が出てこないといけないと思うし、キーパーの僕だったり、フィウーザが決定機の場面を一つでも多く止める、(牧野)謙心だったら相手に強いピヴォがいてもしっかり抑える、シュート力なら(佐藤)玲惟とか、そういう選手がどんどん決める。そのためにもフットサル以外の時間で、伊久間監督も言ってましたけど、オーシャンズはプロの環境、僕らは仕事をしながらやってる中で、筋トレやリカバリーなど練習以外のところの差を埋める必要があると思います。クラブの環境は良くなっていますが、そういう部分を埋めていくことが優勝につながるのかなと僕は感じています」

▶Text by 小西 尚美
▶Photo by 小西 尚美
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