試合

リーグ再開初戦、北九州はリードを守れず北海道が逆転勝利!

~ボルクバレット北九州 VS エスポラーダ北海道~

10月22日、ボルクバレット北九州 VS エスポラーダ北海道の試合が北九州市立総合体育館で行われた。中断期間前の試合を2連敗で終えた北九州に対し、北海道は3戦負けなし。北九州としてはホームで迎える再開初戦に勝利し、後半戦への弾みをつけたい。

第1ピリオド開始後5分、ゴール前で堀米将太選手が奪ったボールを水上玄太選手が決め北海道が先制。その後北九州は高い位置に上がったゴレイロの小島義瑛選手を起点にし、田村研人選手のアシストから安嶋健至選手が「練習でずっとやってきたシュート」を放ち同点に。更に2分後には北海道の戸田貴英選手が前目から蹴ったボールキャッチした小島選手のパントキックが直接ゴールネットを揺らし逆転に成功。北九州が1点をリードし第1ピリオドを終えた。

第2ピリオド開始後間もなく、左サイドギリギリから上がってきたジュニーニョ選手が浦上浩生選手を経由して角度のないところからシュートを決め、自身のFリーグ初得点を挙げる。2点をリードした北九州だったが、第1ピリオドはFKを阻まれるなどチャンスを決め切れなかった室田祐希選手が1点を返すと、続いて約2分後には堀米選手のシュートを小島選手が弾いたところを水上選手が決め、この試合2得点目を挙げ同点に。更にスピードある攻撃で室田選手がゴールを叩きこみ北海道が逆転に成功。終了前5分には北九州がパワープレーで得点を狙ったが、試合はそのまま終了。リーグ再開初戦、北九州はホームで勝ち切ることが出来なかった。対する北海道は3連勝。改めて水上選手と室田選手というキーマンが巧さを見せた一戦となった。

ボルクバレット北九州試合後会見


安嶋健至選手

ーー今日の試合の振り返りをお願いします
安嶋中断期間明け、前半戦自分たちが何で勝てなかったとか、原因をまずしっかりチームで考えてきました。テーマになっていた『チームとしてやるべきコンセプト』を全員が共有しました。そこが大きく変わったところです。誰が試合に出ても同じことができるよう準備してきました。

練習試合も大分、大阪、大分とやって、監督はそこからリーグ戦が再開しているとみなしてやってきて、3試合で勝ち点7をとって、手応えは結構あったというのが準備期間でした。

今日の試合に関しては、先に失点して、それも自分のミス絡みというか、僕の不用意なパスミスからで、ちょっと何か勿体ないって失点だったんすけど、自分のメンタル的にはあまり崩れてなかった。別に全然いけるなと思ったんで。そのメンタルの持ち方も準備期間で自信持ってやれるという風になっていたので、あまりミスを気にせずにプレーできた。そこからわりかし早い時間帯で追いつけた。自分のゴールで追いつけたことで再びチームに勢いを取り戻したかなと思いました。僕はあまり普段ゴールを取る選手ではないですが、そういった選手が点を取ったっていうのがチームにポジティブな勢いをもたらしたのではというのはあります。

第2ピリオドに入って3-1にしたというのは完璧なゲームの流れだったんですけどね。逆に同点にされた。今までの自分達はあまりリードする時間もなかったですし、2-2にされてもおかしくなかった。でもジュニーニョ選手がゴールとってくれて、チームに再び勢いをもたらしてくれたのは間違いなかったんですけど、そこから北海道もギアが結構上がったなっていう印象でしたね。

室田選手は決定的な仕事を最後にしてきましたね。プラス自分たちの流れがやっぱなかったなっていう。あまりボールを持つ時間がなかったというか、フィニッシュの終わり方も結構トランジションが起こるような失い方で、あとはキーパーが持った瞬間に2枚が走ってくる。相手のカウンター、縦の早いフットサル、そこに自分たちが長い距離あまりついていけないっていう図式に持って行かれたというか。そこを徹底的に突いてきたなっていう印象です。あそこで自分たちがボール持つのと、やっぱりフィニッシュの形ですよね、簡単に単発で終わるとやっぱ後ろ3枚残ってたりとか、前置いてかれるとか、何か雑だったなっていう、攻め方が。プラス、ディフェンスの枚数が揃ってないところで結構行かれてたなと。誰かが、どのセットが落ち着かせるっていうことが少し足りなかったですね。打って終わっても走ってくるんで、そこになかなかついていけなかったです。

縦に速いというのがありましたね。マークついていてもその上をループで出してくるとか普通にあって、50-50のボールも勇気持って入れてきたんで、そういうところが嫌だったという感じはありました。そこでしっかりボール止めてマイナスにボール出したりとかいうプレーが上手かった。北海道はああいうのは昔から上手い。縦に速くて細かい所、トラップとか最後パス出すとか、上手いなという印象です」

ーー次戦に向けて
安嶋「また1点差負けなんですけど、ゲームは出来てると思うんですよ、試合を成立させるっていう意味では。でもその1点差が大きいと言うか。チームとしてやれてるな、戦えてるなとは思うんです。現にチャンスも作ってるし。でも上位や中位相手に勝っていかないと下位に沈む、離されていくというのはあるので、状態のいい浦安を相手に自分たちがどれだけ戦っていけるか。別に負けに行くとは思ってないし、勝てると思っているので、まずは今日の試合に関してあんまりネガティブになっても仕方ない。良かったところもある。良かった部分をしっかり繋げて来週アウェーで勝って帰って来れればまた息を吹き返せると思って頑張ってきたいです」

ジュニーニョ選手
ーー今日の得点シーンについて
ジュニーニョ「Fリーグに入って最初のゴールだったのでとても喜んでいます。試合で言えば2試合目なんですけど、長野戦は怪我あがりというのがあったものの全然ダメでしたが、今回はほぼ100%の状態でプレーできたので、それがゴールに繋がって良かったです」

ーーこの試合勝ちで終われなかった原因はどこにあると思いますか?
ジュニーニョ「3-1になった時点で我々がペースを握りたかった。パワープレーをしたことが逆に相手にとって楽な展開になったのではないかと思います。4対4でやっていた時は向こうがこっちに攻めることがあまりなかったですが、そのあとカウンターで3点取られた。状況によってはファールで止めてもいい時もあったのではないか。本当はファールというのはしてはいけないのですが、状況によってはしなければならない場合もある。そういうことももっと使っても良かったんじゃないかと思います。ファールを推奨するわけでは全くないです。ただ状況によってはプロフェッショナルファールというか、そういう感じで使っていく必要はある。ゲームの流れを止めることもできるし、点を取られるよりいいのではないかと。そういうところかなと思います」

ーー相手選手で印象に残った選手はいますか?
ジュニーニョ「7番の選手です(室田祐希)。彼のプレースタイルと僕のスタイルは似ていると思いますし、親近感のようなのも感じました。すごくいい選手だと思います。対戦相手としては最も危険な選手でもありました」

ーーチームでの自身の役割はどこにあると思いますか?
ジュニーニョ「僕の場合はドリブルやゴールを強みとしていますが、ピッチ以外の所。ピッチの中でもそうですが、選手達に声掛けをして、もっと自信を持たせるようにするというのが僕の役目だと思います」

ーー次戦に向けて意気込みを
ジュニーニョ「とても難しいゲームになるでしょう。相手の状態もいい感じなので。アジアカップに出た選手もいるし、彼らもそういう選手を抱えていればチームとして自信というか、精神的にも上がっていると思いますし。でもそういう難しいゲームであっても僕らは勝ちを目指すだけです。

今のポジションを見ると不本意だというのはみんな分かっている。でも我々は我々でここを抜け出さなきゃいけないというのは共通認識。今努力している分の結果が伴っていないけど、自分達を信じて、結果に繋がるようにしたいと思います」

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Text by 東 恭子
Photo by 東恭子
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